何のために走るのか?ランニングにスピード違反はないのだ。速く走ってもペナルティの無い唯一の世界。

Part3

2010.06.20

第5回 乗鞍天空マラソン(30K)

2010.05.09

第30回記念 鹿沼さつきマラソン(ハーフ)

2010.04.18

第20回記念 かすみがうらマラソン(フル)

2010.04.04

第19回 幸手さくらマラソン(10K)

2010.02.21

第44回 青梅マラソン(30K)

2010.02.11

第60回 皇居内濠周回駅伝(5K)

2010.01.17

第29回 フロストバイトロードレース(ハーフ)

2009.11.23

22回 大田原マラソン(フル)

2009.11.08

第1回 I Love古河マラソン in 谷中湖(ハーフ)

2009.11.01

第23回成田POPラン大会(ハーフ)

2009.10.18

第26回大町アルプスマラソン(フル)

2009.10.04

第2回いすみ健康マラソン(増田明美杯)(ハーフ)

2009.09.27

旭化成東京JC対抗駅伝大会(5K

 

Part2(2008年〜2009年シーズン)

Part1(2005年〜2008年までのレースの記録)

 

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2010.06.27

第25回 サロマ湖100Kマラソン

IAU100kmワールドカップ2010日本代表選考会

記録:100K 12時間13分46秒(大会速報記録(グロス))

 

 

ランニングの究極の目標、ウルトラマラソンについにチャレンジしたのだ。走り始めた時にウルトラマラソンというのはまだ存在すら知らなかった。10Kやハーフを走り始めた頃に初めてウルトラマラソンの存在を知った。フルマラソンすら走れる自信が無かったのにウルトラマラソンの存在感は圧倒的だった。そしてウルトラマラソンが日本でも開催され、サロマ湖、四万十川といった歴史と伝統があるレースがあることを知った。自分の中ではいつしかウルトラマラソンを走ることは夢ではなく必然となった。しかし・・・。

 

実際のレースに向けて何をどう準備するのか何もわからなかった。こういう時に頼れるのは人の輪。会社のランニングクラブで聞いてみると何とサロマンブルー(完走10回以上の殿堂入りランナー)やサロマを走った人がいて色々なアドバイスをいただいた。本当に人は一人では何もできないことがよくわかったのだ。事前の練習、レースの参加方法、そして当日の走り方。サロマ湖マラソンは制限時間13時間のレースだがそこに向けた全ての作業がレースといってもいい。まずは100K走れる身体作りだがこれは事前のLSDしかない。結果としては4〜5時間のLSDを2回、本番1週間前の乗鞍天空マラソン30Kで概ね距離への耐性を作ることができた。並行して体調管理、長距離ランニングの後は胃腸にダメージが出易いので食事をコントロールして胃腸薬も常用、下肢の障害も無く本番に至ることができた。ここまででレースは半分完走したようなものだ。後はパッケージツアーでこころおきなく休めるように仕事の段取りを調整して・・・。

 

レースの本番、まずは予想外だったのは気候だった。レース当日の天候は1週間前から気になっていたが晴れ時々曇り程度でレース日和だと思っていたがこれが大間違い。6月25日からサロマ湖周辺は雲ひとつ無い快晴で気温も急上昇、レース当日の気温は摂氏32〜34度との予想となった。この気温ではフルマラソンどころかハーフマラソンも走ったことは無い。幸いなことに前日からこのコンディションは予想できたので装備は全て高温対策に変更、発汗による電解質バランスの維持を目的としたサプリメントの携帯に切り替えた。

 

レースが始まった。耐久レースなのでペースは遅め。キロ6分で入る。エイドでは必ず水分と梅干しを補給するようにとのアドバイスを忠実に守る。トイレもきっちり並んで済ます。これが実はかなり時間を費やしていたことに気がつくのは30Kあたり。エイドの時間ロスが多く平均するトラップはキロ7分を超す遅さ、35K付近のエイドで周りのランナーがこの分じゃ関門で捕まってしまうと話していたのを聞いて初めて自分が遅すぎることに気がついた。そこからはキロ5分30秒にペースを上げる。フル地点(42.195km)で4時間43分(関門は5時間30分)、以降は関門との闘いだった。60km過ぎから右膝と左下腿遠位外側が痛み出すが走れないほどではない。80kmの関門通過タイムが最も厳しく9時間44分(関門は10時間)で何とか通過。この時点でほぼ完走がイメージできるようになった。ここから先は有名な原生花園で両側にサロマ湖とオホーツク海を眺めて走る絶景のゾーン。70K過ぎで雲が出てきて気温が下がってきたことも好条件で後は何とかペースを維持する。超長距離で終盤何があるかわからないことで体力を温存していたこともあり、最後の1kmはもう大丈夫とわかってペースを上げてキロ4分台でゴール。

 

膝の痛みが無ければもっと走り続けていたい気持ちだった。本当に感動の体験。帰りのバスでグランドブルーの有名なランナーの方に今日のレースコンディションはどうだったのか訊ねると今迄で最悪のコンディションだったそうだ。何とか完走できたことが誇らしい。ウルトラマラソン、記録ではなくできるかできないかの2進法の世界。通常のマラソンとは違う世界が確かに存在する。とても過酷だが魅力的。

 

レース当日の朝午前2時、最後のカーボンローディング。

 

ホテルのロビーに出発。朝はそれなりに涼しい。北海道だね。

 

ホテルから60km先のスタート地点へ向かう。まだ夜中。

 

3時を過ぎて夜が明けてくる。雲は少なめで暑くなりそうだ。

 

湧別総合体育館。床はフローリングではなく地面。独特だね。

 

55km地点のエイドステーションに向けての荷物を預ける。

 

スターと地点に日がさしてきた。選手も集まり始めている。

 

トイレも済ませて準備完了。いいレースになるといいね。

 

スタート直前。招待選手のワイナイナ氏が走る。カメラも大掛かり。

 

スタート!フルマラソンのようなぴりぴりした感じはないのだ。

 

10km付近。まだこの頃は遠足気分で元気一杯な雰囲気。

 

30km付近。あたりは酪農農家が並ぶ。暑くて単調な道が続く。

 

40km付近。歩いている人が多い。暑さと陽射しがこたえる。

 

フルマラソン地点、最初の関門。まだ半分も来ていない。

 

フルマラソン地点で。元気一杯まだ走れる!テンション高いね。

 

50km付近。北海道ならではのだらだら上る坂。きついです。

 

55kmレストステーション。ソックスを脱いで足の状態をチェック。

 

75km付近。思い出すとこのあたりが一番きつかった。

 

80km関門。制限時間20分弱で通過。完走が見えてきた。

 

林道を抜けると原生花園へ。陽射しが翳ってきたのが救い。

 

橋の向こうが「ワッカ折り返し」。戻れば後はゴールだ。

 

90km関門。余裕で通過。関係者のみなさんご苦労様です。

 

最後のエイドステーション。おむすびと梅干しおいしかったです。

 

ゴール直後。完走のメダルをかけてもらって感激!

 

両膝と両足首をアイシング。へろへろだけど満足感一杯。

 

人生最大のチャレンジが終わってサロマ湖に日が落ちる。

 

 

2010.06.20

第5回 乗鞍天空マラソン

記録:30K 4時間14分10秒(公式記録グロス)

スタートが標高1200m、折り返し地点が2700mというとんでもない高低差を駆け上る山岳マラソン(トレイルランではないのだ)。サロマ湖100Kマラソンに備えて調整目的で楽しんで走ったのだ。昨年は悪天候で折り返し点までいけなかったらしい。梅雨のこの時期、晴れる方が珍しいのだ。第5回の当日は薄曇りから晴れという絶好の観光マラソン日和。学校の同級生のF君とのんびりと走ってきた。

 

駐車場からシャトルバスで会場へ受付を済ませる。

 

スタート直前、ガチンコレースのぴりぴりした雰囲気は無い。

 

スタート直後、今回は観光気分でデジカメを携帯する。

 

スタートから7km。ゴール地点付近。ここから坂が急になる。

 

7km地点がはるか眼下に見える。さすが高低差のあるコース。

 

標高2300m付近の位ヶ原山荘のエイドステーション。

 

両側が雪壁の切り通しが見えてきた。風が冷たい。

 

触っていると掌が痛くなってくるほどの冷たさ。雪って久しぶり。

 

折り返し地点。足には来てないが空気が薄いのでやや苦しい。

 

折り返し地点の標高2600mの表示。本当はもう少し行けるらしい。

 

ゆっくり走ってのんびりゴール。

 

無事に完走。膝や足関節も痛くないしいい練習だった。

 

 

2010.05.09

第30回記念 鹿沼さつきマラソン

記録:フルマラソン 1時間37分18秒(自己計測記録ネット)

 

今シーズンのちゃんと走る最後のレース。この後に山岳レースやウルトラマラソンもあるけれど記録を意識して走るのはこのレースが最後。今シーズンの目標だった10K40分、ハーフ1時間30分、フル3時間30分の中のハーフの目標タイムに挑戦する最後の機会だ。練習は山中湖の走りこみ以降はやってない。疲れが抜けるのに5日はかかると勝手に考えたのだ。ハーフ1時間30分を切るというのは要するにキロ4分15秒で走るということだ。現在のベストは1時間31分56秒だからまだラップレベルで言えば6秒速く走らなければならない。

結果は1時間37分18秒、ラップはキロ4分35秒という超平凡な記録に終わってしまった。高低差のあるコース、そして25度を超す高温、高低差、高温、強風の3悪条件の中で2つも揃ってしまったのだ。その中で1時間37分ならばむしろよかったくらい。この時期にベストを狙うと言うこと自体が無謀ともいえる。

とはいえレース自体は天気もよく景色もきれいで「楽しんで」走ることができた。別に楽しむつもりなんか全然無かったのだ。それでも沿道の声援はよく聞こえたし励みにもなった。5月のハーフはおまけだね。4月のかすみがうら以降は持久力やスピードをつける練習に時期と割り切った方がよさそうだ。(と負け惜しみ・・・です。)

 

会場となった鹿沼市御殿山運動公園。

 

記録は出なくても軽装で走るのは気持ちいいのだ。

 

この頃はまだ自己ベスト出してやろうと気合が入っていた。

 

かなりの急坂を下るスタート。転倒等で将棋倒しが怖いのだ。

 

ゴールは御殿山の上。最後の登りがきつかったのだ。

 

かなりへろへろでゴールイン。疲れました。

 

足はつらなかったけど左足裏に大きなまめができました。

 

一緒に走った長井君と黒林君。おつかれさまでした。

 

 

2010.05.02

旭化成東京JC山中湖合宿

 

 

会社のランニングクラブの合宿に初めて参加したのだ。走ることよりも一泊の晩の宴会が楽しみなのだ。参加選手中のエースOさんは現役のサブスリーランナー。間近でフォームを見ていると学ぶことも多いのだ。合宿は山中湖の民宿、GW中に高速バスでの異動は渋滞が当然なのだが思ったよりも渋滞は少なく山中湖に到着。早速着替えて湖畔のサイクリングコース(1周13.5km)を2周。殆どフラットだが最後の登りが結構きついのだ。

宿に戻って風呂に入って宴会の始まり。会社の関連施設ということもあってこれでもかというほどの海の幸、山の幸の炉辺焼き。部屋に戻って明日の練習プランを立てる。今回はトレイルランニングをすることになった。ゲルフェザーとターサーを持ってきて足慣らしをするつもりだったが、急遽はいてきたニューバランスの普通のトレイルシューズを使って走ることになった。

トレイルは距離を正確に測っていないが約18kmくらい、歩いたり走ったりを繰り返した。急な登りは昇って登山、尾根筋は軽く走る。トレイルは捻挫や膝への負担が大きそうで避けていたがやってみるとかなり面白い。特に尾根筋の落ち葉の積もった道を風の音を聞きながら走り抜けてゆくのはかなり快感。トレイルにはまってしまう人がいるが、その気持ちはよくわかるね。

帰りは湖畔のお土産やさんでお土産を買ってお酒も買って社内で飲みながら新宿に向かう。と言っても殆ど爆睡だった。2日間で約45km。走り込みというには少ないが楽しかったのだ。

 

新宿の高速バス乗り場で乗車。社内で昼食。

 

到着したらすぐに着替えて湖畔を走る。結構風が強かった。

 

炉辺焼きと焼酎でおなか一杯になったのだ。

 

さらに部屋に戻って明日のプランの検討。

 

民宿の前で記念撮影。山だけど冷え込みは緩いのだ。

 

とにかくどこからでも富士山がよく見える。

 

トレイルの最高点付近。これでもかというくらい富士山を見たのだ。

 

尾根筋を走る。かなり気持ちよかったのだ。

 

林の中を走るが木々が切れるとまたもや大きな富士山。

 

おつかれさまでした。今度は東京の練習会でお会いしましょう。

 

 

2010.04.18

第20回記念 かすみがうらマラソン

記録:フルマラソン 3時間22分11秒(公式記録ネット)

 

荒川市民マラソンが中止になってしまったので2009−2010年のシーズンの後半のフルマラソンはかすみがうらマラソン1本になってしまった。当然自己ベストを更新すべく練習してきたが特に4月上旬の異常なほどの天候不順で走りこみ不足は明らか、さらには予想外の肋骨骨折で走ると胸が痛いこともあった。こんな状態ではベスト更新はおろか大田原の記録にすら全然届かないと言う事態も大いに考えられた。もっと恐ろしいのは自分の実力は本来フル3時間30分程度で大田原はすべての条件が最高でたまたま「まぐれ」で記録が出たに過ぎないのではないかということだった。

そういった点ではかすみがうらマラソンは期待半分不安半分のレースだった。結果的には大田原マラソンには11秒足りないだけどの記録で終わったが、この結果には一応満足している。大田原が超フラットな周回コースで出走者のレベルも揃っている。なんといっても制限時間4時間だからね。それに比べると霞ヶ浦はきつくはないもののそこそこのアップダウンがあり、しかも14,000人のランナーが走るマンモス大会だ。大会の運営は定評があるが、それでもスタートから3kmくらいまでは渋滞があるのは止む得ない。むしろ3kmで解放されたことが上出来だ。そういう要因を考えればこの条件で11秒差は概ね同等かむしろよかったくらいと考えられる。

レースは3時間20分を切るつもりでしかも最初から上げすぎないでいくということでキロ4分40秒でペースを設定。25Kまではそれを上回る快調なペース、体が軽くてすいすい行けたのだ。ところが25K過ぎから両下肢特に下腿三頭筋と前脛骨筋、足底筋が徐々に痙攣に見舞われ始める。ついには30K手前で右足底筋の痙攣で右足が正常に着地できなくなり一旦止まってしまう。だましだまし走り徐々に痙攣は治まっていったが以前の腰高の快調なフォームではもはや走れない。腰の落ちたぺたぺた走りで何とかゴールした。前半の貯金があったので辛くもこの記録になったというのが正直なところだ。下腿の痙攣は高速なレース運びではしばしば見舞われるが、ここまで強烈なのは初めてだ。これはやっぱり走りこみ不足で足がダメージに慣れていないせいだ。これからは真剣に月間200km以上走ることを考えないといけないかも。ともかく2009-2010年シーズンのフルマラソンはこれで終わった。あとはハーフが2本。せめて1時間30分を切って終わりたいね。

 

いつものように河川敷の駐車場からシャトルバスで会場へ。

 

大会会場に隣接した物産展。今年は規模が小さい。

 

一緒に走る学校の同級生のみんな。全員完走できました。

 

スタート10分前。天気はよかったがこの時はまだ気温が低め。

 

ゴールの瞬間(らしい)

 

マンモス大会なのでどこもかしこも人だらけ

 

 

2010.04.04

第19回 幸手さくらマラソン

記録:10マイル(16km) 1時間9分21秒(公式記録ネット 自己ベスト)

 

荒川市民マラソンが強風で中止になってしまって結局3月のレースはなかったのだ。今シーズンのマラソンで記録を狙うのは4月18日のかすみがうら一本になってしまった。その前の調整として幸手さくらマラソンを走ったのだ。というよりもレース後のお花見を会社のランニングクラブで主催するので急遽申し込むことにしたのだ。レースは10マイルという変則な距離。短いハーフというイメージで臨んだのだ。この距離ならキロ4分30秒で行けるから1時間12分でゴール。目標は1時間10分を切る感じ。

レースは最初は少し混雑したが、1キロ過ぎからは気持ちよく走れた。途中の桜の名所「幸手 権現堂桜提」の桜のトンネルはコース幅が狭く沿道の応援の人が触れるほど近くで、それだけにスピード感もあり楽しめた。しかし後続の大集団は結構花見のお客さんと接触があったりして最近のレース人気による参加ランナーの多さの問題を露呈していたようだ。レースは男子は川嶋伸次さん、女子は田中光ちゃんが優勝し旭化成の両種目を制した。すごいね。

結局終わってみれば目標の1時間10分を軽く切ってしかも身体も軽かった。もう少し追い込めて走れたかもね。ペースはほぼ4分20秒だったから、大田原の前の古河と同じくらいだった。古河の時のほうが疲れたかな。ということは今回の方がうまく仕上がっている?後はかすみがうらに向けて20Kのペース走を1回やって疲れを抜いてレースに臨むのだ。

 

レースもそうだけどお花見目的で参加する人も多いのだ。

 

みんなで集まってスタート前のリラックス。

 

ゆっくり走ろう会のエース浜崎さんとスタート地点に向かう。

 

スタート直前。気温が低く土壇場で長袖に替えて正解だった。

 

スタート。アナウンスも無くいきなり号砲一発で動揺しました。

 

ゲストランナーの浅井えり子さんがスタート地点で応援。

 

仮装のランナーも多かったけど、この人は過激すぎ。

 

ゴールして記録証をもらってにっこり。まぁまぁのタイムでした。

 

たま(同居人)の友人で尊敬するO師匠は女子で4位。

 

レース後はお花見の宴会。寒くてきびしかったです。

 

オリンピックランナーの川嶋さんに色々教えていただきました。

 

浅井えり子さん、気象予報士の平井信行さんと記念撮影。

 

 

2010.02.21

第44回 青梅マラソン

記録:30km 2時間18分20秒(自己計測ネット 自己ベスト)

 

青梅マラソンなのだ。30Kのという変則な距離のレースなのだが基本的には長いハーフマラソン。3月の荒川市民マラソンに向けてのいい練習なのだ。このところの新宿中央公園での練習ではタイムが上がってきているので自己ベストの更新も狙えるかなとは思っていたが、実は去年どのくらいの記録で走ったのかあまり記憶が無かったのだ。記録を調べてみたら2時間25分、キロ4分50秒だ。結構いいタイムだったんだね。

ということレースに臨んだが、前半は今日の調子がよくわからないので押さえ気味に入ったのだ。まだランナーが密集しているからね。去年はあまりの渋滞で歩いてしまった青梅高校前は今年はスムーズに抜けることができたのだ。これはスタートの順位が1133で去年の5844よりもずいぶん前でスタートできたことが大きいのだ。

途中からいつものペースで走り続けることができたので前回並みの記録は出せそうな予感。折り返し点過ぎの中間点で1時間12分くらいだったのでほぼ倍ならば前回とほぼ同じタイム。下っていくコースなので疲労を考えてもイーブンかそれ以上は行きそうという感じで押していったのだ。急な下りはまだ膝が痛んでいないので思いっきりストライドを伸ばしてスピードを稼ぎ、ゆるい下りは疲れを抜くという感じでいい感じで残りを走りきれたのだ。残り1キロ半くらいで生バンドの「負けないで」が聞こえてきて大感動!この曲はマラソン大会の定番だね。さらにスピードアップしてゴールに突っ込んだ。これだけ最後まで足に力が残っていたのは初めてだ。まぁ実力を出し切らなかったという思いもあるが、このゴールの感じは快感だね。

タイムは2時間18分20秒。理屈ではフルマラソンののこり12.195kmをキロ5分で走っても3時間20分が切れることになる。そう計算通りにいかないのがマラソンで、そこが面白いのだ。荒川市民マラソンまで1ヶ月。まずは最低3日間は休養してそれから走りこむのだ。年初の入院騒動があって大田原並みに仕上げるのは4月のかすみがうらかと思っていたが、うまくいけば荒川市民でもベストの走りができるかな?少し楽しみになってきたのだ。

 

河辺駅の改札口。早めに着いたので去年より混雑が少ない。

 

受付なのだ。Tシャツもここで交換。今年のデザインは微妙。

 

スタート10分前。風も弱くなっていいコンディションになってきた。

 

遥か先にスタート地点が見える。去年は遠くて見えなかった。

 

スタート!といっても計測ラインは遥か先なのだ。

 

ゴール直前。ストライドが伸びてませんな。疲れてるね。

 

表彰式の準備。女子の優勝はマーラ山口だそうだ。

 

着替えて河辺駅に向かう。ぞろぞろランナーがゴールしてくる。

 

 

2010.02.11

第60回皇居内濠周回駅伝

記録:10km 20分38秒(自己ベスト)

 

病み上がり状態が続いていたが、前から出場を約束していた大会でしかも駅伝。休む訳にはいかず何とか走りきれるように少しずつ身体を作って臨んだのだ。何よりもエントリーしたチームが旭化成Aチーム。楽しむのではなく勝ちに行くチームなのだ。

ということで何とか走ることができました。結果は4位!6位まで入賞で賞状と楯をいただきました。正直言って5Kとか10Kは陸上出身の基礎ができているランナーにはかなわない。その中では何とか走れた方かもしれない。とにかく最初から突っ込むしかないのだが、それにしても速すぎたかもしれない。目標は20分30秒だったが突っ込みすぎたせいで最後はばてばてだったのだ。自分以外の4人は殆ど3分半で走れるエリートランナーで自分だけ20分を切れないとほほな感じだったのだ。これが今の実力だね。でも将来的には5km20分切りが目標となったのだ。

 

大会の会場はいつもの桜田門の時計台。

 

いつものメンバーが集まってくるのだ。

 

スタート前。桜田門をバックにみんな緊張している。

 

スタート!5kmなのですごいハイペース。

 

1位のゴール!5人で80分ちょっと。16分台!すごすぎる!

 

旭化成Aチームゴールイン!4位入賞!

 

3区を走った浜崎さんが代表して表彰状を受ける。

 

みなさん、おつかれさんでした。

 

 

2010.01.17

第29回フロストバイトロードレース

記録:ハーフマラソン 1時間40分45秒(自己計測ネット)

 

入院騒動で約10日間、完全に走ることができなかった。本来とてもレースができる状態ではないけれど、練習としてならいいかということで走ってきましたフロストバイト。大体キロ5分で完走できればいいかなというイメージ。会場に着いたらいきなりスタートが11時から10時半に早まったということで大混乱。トイレに行きたかったのに取るものもとりあえずスタート。

レースは快晴で、天気予報で言われていたような冷え込みもなく、風も穏やか。走るには絶好の環境だった。体調ベストなら自己ベストが狙えたレースだったので残念だった。走っている途中はおなかの調子も全然気にならなかった。とはいえ走っていなかった影響もはっきりあって大田原のようなスピードには程遠い状態だ。もう一度リセットしてビルドアップしないとね。

 

牛浜駅は今年も大混雑。

 

横田基地の周囲も大混雑。入国審査があるのだ。

 

スタートが30分早まったので間に合わない人も多かったようだ。

 

今年もありました欲望の煙。ハンバーガーを焼いているのだ。

 

ジュースやケーキなどの甘味もたくさん売っているのだ。

 

今年から売り出したチキン粥。食べるのに少し勇気が要りそう。

 

ゴール直後。警備の軍服のお姉さんと記念撮影。

 

来年こそはベストコンディションで臨みたいね。

 

 

2009.11.23

第22回 大田原マラソン大会

記録:フルマラソン 3時間22分01秒(自己計測グロス) 自己ベスト!

 

満を持して臨んだ大田原マラソン、狙いは3時間30分を切ることの一点だけ。集中して臨んだのだ。結果は自己ベストの8分以上の更新となる3時間22分。次のレースでは3時間20分切りが目標だ。制限時間が4時間で少数精鋭、アップダウンの少ないコース、スペシャルドリンクも含めてレースの集中できる環境など、結果的には好条件が揃っていた。これでもう少し天気が曇っていてあと気温が2〜3度低ければ申し分なかったけれどそこまで理想的な条件は望むべくも無いのだ。

レースは大会レポートで書かれているように選手の層が揃っているから序盤からハイペース、しかも登録選手ゾーンなので思いっきり前からスタートできる。殆ど4分30秒を切るペース、意識的に抑えるよりもなりで行く感じ、10kで47分弱、ここまではあっという間、ハーフの中間点で1時間37分、古河を除けば今シーズンのどのハーフよりも早い、あとは大ブレーキ区間を作らずにキロ5分で行けば間違いなく30分は切れる(はず)。壁は35キロ過ぎで計ったようにやってきた。ゴールまでの7キロは気持ちとの闘いだった。止まったら負け、走っていればどんなに遅くても絶対勝てる!と心の中で果てしなく繰り返した。「いつかは終わる・・・、ゴールが来る・・・」、そうしたら本当にゴールになりレースは終わった。ゴールの瞬間はβエンドルフィンが出まくっていたようでおおはしゃぎだった。

感動のレースだった。今日は両下肢共に死ぬほど痛いけどたぶん全部筋肉痛。腱や関節痛はもう殆ど無い。やっぱり鍛えていたのかな。今度は1月末の勝田マラソン。それまでにしっかり走りこんで今度は3時間10分台だ。

 

体育館で受付。登録選手の多いこと。さすが準エリートレース。

 

体育館の外ではスペシャルドリンクの受付。

 

長袖も持ってきたがあったかいので即座に半袖へ変更。

 

まわりはランニングシャツ&アームウォーマーばっかり。

 

スタート!(してから1周後)。がんばっていくのだ。

 

白バイで先導。かっちょいいね。なんか有名なレースみたい。

 

20kのスペシャル給水ポイント。うっかり取り損ないそうになった。

 

ゴール!予想よりも早くてシャッターがぎりぎり間に合った。

 

勝利の雄たけび!よっぽどうれしかったらしいね、この人。

 

激走だったのに足はあまりつらなかったのだ。

 

 

2009.11.08

第1回 I Love古河マラソン in 谷中湖

記録:ハーフマラソン 1時間31分59秒(公式記録グロス)、1時間31分56秒(自己計測ネット) 自己ベスト!

 

今シーズンの第3戦目のハーフマラソン。前週の成田POPランは殆ど惨敗状態だったので、この1週間は色々考えたのだ。結果としてはとにかく真剣に走るということ。RUNNETの投稿で手抜き癖というのがあったが、後半の失速を恐れて前半を抑えるということが結局全力を出さないレースになっていたのだ。フルマラソンは後半の失速のダメージが大きいので実際そういうレースマネージメントが必要だが、ハーフはやはりスピードレースなのだ。

 

ということで今回はスタートから意識的にスピードを抑えなかった。ラップは常に4キロ4分20秒を切る感じ。これだけフラットなコースだからできた展開かもしれないがさすがにこのペースでは5キロ過ぎでATポイントを超えて域が苦しくなってきた。あと1時間以上この苦しさと戦うということで気持ちが折れそうになったが、結局レースに勝つと言うことはこの苦しさが我慢できるかどうかということだ。

 

結果としては薄曇り、殆ど無風、殆どアップダウン無しという理想的な条件ではあったが1時間32分を切って自己ベストを更新できた。こうなってくるといよいよハーフ念願の目標である1時間30分切りが現実の目標になってきた。しかしこの苦しさをさらに倍増させるかのようなランができるかどうか自信が無い。結局は走りこんで走力を上げるしかないということだ。毎日の新宿のランをがんばるしかないね。

 

会場に到着して受付を済ませる。手作りっぽい感じだね。

 

渡良瀬遊水地は霧で霞んでいる。結構冷えているのだ。

 

スタート地点は遊水地の橋の真ん中近くで遠かった。

 

スタート!ハーフの参加者もそんなに多くなくてすいすい。

 

たま(同居人)が撮った遊水地の眺め。広いのだ。

 

周回コースの2周目。まだまだ元気だね。

 

周回コースの3周目。10kmのランナーもいて混雑している。

 

ゴール直後。気合を入れて走ったのでへばっている。

 

スポーツドリンク一気飲み。その後におそばも食べました。

 

会場近くの道の駅でノンアルコールビールで乾杯!

 

 

2009.11.01

第23回成田POPラン大会

記録:ハーフマラソン 1時間41分58秒(公式記録グロス)

 

今シーズン第2戦目のハーフマラソン。そろそろシーズン中盤に向けてペースを上げていこうと思ったがこれが大失速。ハーフ40分台なんて以前に一度しかないのだ。当日は気温が26度近くあってしかも20m/sを超える強風とかなりのアップダウン。3拍子揃った悪条件だったのだ。練習と思えばこれほどいい条件は無かった。序盤は快調にペースを上げてゆく。ちらちら時計を見てもペースはキロ4分30秒前後だ。悪くないと思っていたがとにかく強風の向かい風ではスピードが上がってゆかない、というかスピードが落ちるのが止められない。中間点で49分ちょっと。いやな予感がする。後半がいいはずないのでこの時点で1時間40分は切れない気がしてきた。スタートは高台でそこから田園地帯に下りてゆくので帰りは上り基調だ。思ったよりペースは落ちなかったけどタイム的にはがっかりのレースだったのだ。まだまだ走り込みが足りないということだ。気持ちを切り替えてがんばりますです。

 

成田駅から歩いて会場へ。いつものエアゲートだね。

 

トラックとフィールドを使って準備体操。何で「月の砂漠」なの?

 

ハーフのスタート直前。タイムゾーンはあったけど狭いのだ。

 

スタート。まだ余裕の感じだね。

 

ゴール直後。思わずスポーツドリンク一気飲みなのだ。

 

疲れました。センスのないTシャツをもらって帰りました。

 

 

2009.10.18

第26回大町アルプスマラソン

記録:フルマラソン 3時間39分48秒(公式記録グロス)

 

 

10月ではあったが練習のつもりで早々にフルマラソンに挑戦したのだ。長野県の大町市でおこなわれた日本陸連公認のフルマラソン。公認レースだが参加者はおそらく700人くらい。関東圏のメジャーなレースと比べると小規模な感は否めないが長野県ではオリンピック記念マラソンと並んで公認のフルマラソンということで人気が高いレースのようだ。

今回は10月の最初にハーフマラソンを走ったのに続いてのフルマラソン。例年ならこの時期は走り込みなのだが、冒頭にも言ったように距離への耐性をつけるための真剣勝負の練習だったのだ。今回はいくつか試してみたいことがあった。最初は色々なフルマラソンのセオリー本で言われているように前半できるだけ抑えて走ること。2番目はきちんとエネルギー補給をおこなうことだ。結果は3時間40分をぎりぎりでクリアして荒川市民マラソンとほぼ同レベルの結果といえる。アップダウンのあるコースなので実質的には上回っているだろう。特に後半は最後の10kmが気持ちが切れないで走り抜けられたのは成果だった。前半抑えてエネルギーの消費を抑えたこと、10,20,30kmでしっかりエネルギー補給をしたことがよかったということで、トライアル両方共に効果があったといえる。

次はハーフを少し入れているが年内の勝負である大田原マラソンだ。ラップはあと10秒くらい縮めて、5分後半になるような失速区間を作らないようにしていくことだ。とにかく走りこんでいくしかないね。

 

会場に8時少し前に到着。朝4時起きで眠いのだ。

 

受付場所の大町市体育館。陸連登録受付で恥ずかしいです。

 

会場は地元野菜が売っている。りんごが名物なのだ。

 

体育館の客席で着替え。久しぶりに前後のナンバーカード。

 

フルのスタートの前に車椅子のスタート。実物を初めて見た。

 

フルとハーフのスタート。タイム別の区分けも無くておおらか。

 

スタート。ランナーの背中のナンバーカードが久しぶりなのだ。

 

走り終えて会場のスタンドに戻ってきたところ。弱ってます。

 

ゴール後のリラックス。前脛骨筋と下腿三頭筋が痙攣してます。

 

足湯でリラックス。参加賞の信州そばであったまってます。

 

 

2009.10.04

第2回いすみ健康マラソン(増田明美杯)

記録:ハーフマラソン 1時間38分8秒(自己計測ネット)

 

 

実質的な今シーズンの開幕戦ということでハーフ走りました。会場はさいたまからはめちゃくちゃ遠かった。外房が会場なのは実は前日に参加証を確認する段階で初めて知ったのだ。でも全体的にアットホームな大会で参加してよかった。9月は走行距離が全然伸びなくて、しかも長い距離を走っていなかったので後半がどうなるのかかなり不安だったのだ。シーズン最初のレースということでハーフの練習というつもりで参加したのだ。9月は短距離中心の走り込みだったので、走力だけが伸びてしまっている感じ。今回は距離の不安があったので前半極力抑えてゆくパターンで臨んだのだが、ちょっと油断しているとすぐにラップがキロ4分30秒近くなってしまう。最初は意識的に抑えていたが5キロ過ぎからは足に任せてゆくようにした。問題は15キロ過ぎから、タイムはそんなに落ちていないが気持ちが折れそうになる寸前だった。この状態でも走れるように持久力を付けてゆくのが当面の最大の課題だ。とにかく走り込みしかないね。

 

やって来ました九十九里浜。さすが日本有数の海岸なのだ。

 

会場までは駐車場からシャトルバスで移動。いつものパターン。

 

会場に到着。ゴールはお約束のエアーのゲート。

 

地元の物産が色々と販売されているのだ。たこカレー(!)。

 

受付は何と岬ふれあい会館のホールのステージ。

 

スタート前。ゲストの瀬古さんのゆるいトークでみんなリラックス。

 

ゴールの瞬間。フラット走法でヒールコンタクトしてないのだ。

 

専門学校のサービスでアイシングとマッサージ。効きました。

 

たらいの水で足を冷やす。気持ちよかったです。

 

帰りはアクアラインを走る。海ほたるは混んでいてパス。

 

 

2009.09.27

旭化成東京JC対抗駅伝大会

記録: 5K 21分10秒(大会記録より)

 

 

今シーズンのレースは10月からということにしていたのだが、ふとしたことで会社の陸上愛好者の駅伝大会に参加することになったのだ。皇居の周回コースを走れる機会ということで少し楽しみにして参加したのだ。ただ少し心配だったのは距離が5kmということ。正直10kmよりも短いレースは苦手なのだ。とにかくレースのペース配分とかを無視して全力で走らないといけない(と思い込んでいる)。実際ある程度のペース配分は絶対に必要なのだがそう思う余裕がないのだ。

結果としては21分10秒で走りきれたのでまぁシーズンの入り口としてはこんなもんかなという感じ。皇居の周回コースはなかなかきれいなコースで英国大使館が見えたりとロケーションもいいのだが、とにかく歯を食いしばってペースを上げていたのでそれどころではなかったのだ。終わった後は芝生の上で大宴会。各自のマラソン談義やフォームのあれこれ、道具のあれこれと話題は尽きない。楽しい一日でした。

 

皇居の桜田門に集合。ジョギングしている人多いです。

 

広大な芝生と松林の向こうに見える高層ビル。なんとなくマンハッタンのセントラルパークみたいだね。

 

みんなもう集まっている。気合充分ですな。お揃いのヘーベルハウスのTシャツなのだ。

 

レース開始前の記念撮影。青・壮・老と多彩なメンバー。

 

駅伝のシンボル「たすき」をかけていよいよ第1区のスタート。

 

1区の小林さん、ハーフ1時間30分の実力を見せつけて20分台で2区の田邊君へ。

 

コーチの大崎さん。いわずと知れたバルセロナオリンピックの日本代表。乗用車のレースにF1が出てきたような感じ!

 

4区の山本さんからたすきを受け取ってアンカーとして出発。かなり緊張してたすきはもつれるし心臓ばくばくだったのだ。

 

山本さん疲れさんでした。赤いパンツがよく目立ってたね。

 

へろへろになってゴールしました。殆ど止まっているようだね。この時期の記録としてはまぁまぁでした。

 

おつかれさまでした。勝利のVサインではなく。2位でしたということ。まぁみんながんばったのでどっちでもいいのだ。

 

楠正成像の前の芝生で大宴会。ビール、発泡酒、ワインとたくさん飲んで酔っ払いました、とほほ。

 

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