行ったところ、見たところ、遊んだところ、食べたところ Part_4 |
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2006.02.25 |
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研修で泊まったのが京王プラザホテルで、ディスカッションをしたのが47階の宴会場。真正面が都庁の第1庁舎。しげしげと見てしまった。見れば見るほど不思議な建築。何故このデザインが都庁の庁舎なの? 公共建築はある意味ではその国のあり方を示すものである。このゴシック聖堂のような御影石作りのような外観。第一にこんなに高い建物にする必要があったのだろうか。地方自治体の管理組織というのは日々変わっていくものであり、全体の方向としては縮小していくはずだ。それがもう数百年も変化しないような堅固な外観では、意図とフォルムが明らかに矛盾している。あの世で丹下先生はこの尖塔を見下ろして何を思っているのだろう。 |
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2005.12.26 |
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前回予告偏みたいになったけど、これが本番の様子。2004年、2003年と3回、ミレナリオを見てきた。今回その時のイメージもあわせて掲載したけど個人的には2003年が一番きれいだったと思う。 改めて見てみると2003年はいかにもイタリアの色使い。ブルーグリーンとイエローの組み合わせは丸の内らしいシックな雰囲気だった。色合いとしての赤をほとんど抑えて使っていない。2004年のミレナリオは江戸切子がデザインモティーフだったそうだが微妙な色合いのグリーンとレッドの組み合わせが江戸切子であり、ホワイトの光と組み合わさって、イタリアの国旗の色であったことも思い起こさせる。 それと比べると今年はブルーとイエローとレッド。美しくてお金もかかっているという感じだがそれだけのこと。子供っぽい感じがするし厳しく言えばどこかの田舎の商店街といった感じ。今年でやめてよかったという感じだ。 |
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2003年のミレナリオ これがよかったね。丸の内らしい。 |
2004年のミレナリオ よく見ればイタリアンカラー。 |
2005.12.24 |
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今日の晩から丸の内の東京ミレナリオが始まった。ということで夜景の写真は次回のお楽しみということで。これはその数日前の朝、会社に行く途中の様子。今年は最後ということでかなり早くからアーチの組み立てが始まって、日中であるにもかかわらずあちこちで照明が点いている。 今年が最後って言うのがよほど名残惜しいらしい。一説ではコーディネーターに法外なコンサルタント料を支払っていたという報道もあって、実際の中止の理由は別にあったりして。 |
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2005.12.18 ARIO @ |
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川口のサッポロビール跡地の大規模再開発でできたショッピングモール「ARIO」に行ってきた。L.L.Beanのリテールストアが入ったからだ。この辺では吉祥寺か横浜にしかなかったのだ。ちょっと欲しいものがったのだが残念ながら取扱商品ではなかった。全体的にこのブランドにしては店舗が狭い。ここでL.L.Beanの雰囲気に触れて実際の注文は通販でね、っていうことかもしれない。 それにしても最近のショッピングモールってみんなこういう感じなのか?近くのAEONのショッピングモールと建築計画的には驚くほど似ている。さらに入っている店舗も同じものが多い。埼玉南部の顧客マーケティングは同じということか。個人的にはAEONのモールの方がよくできている。なんといってもハートビル法適合建築なのだ。 ARIOのいいところは映画館が入っていることと、L.L.Beanがあることくらいかな。AEONはEddie Bauerなのでちょっと格が落ちる感じなのだ。どっちも好きなんだけどね。それからフローズンヨーグルトのお店があってこれはおいしかったのだ。 |
2005.12.10 Mimuro |
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簡単な入り口。 |
さいたま市緑区の三室の園芸店。三室は「みむろ」と読むのだ。有名な見沼田んぼの中にあるのだ。ここはもろに市街化調整区域で本当はこんな小売店なんかあっていいのかはなはだ疑問だけど、園芸農家が片隅で小売りもやっているということだろうか。まぁお店の雰囲気もそんな感じ。 売り場と言ってもビニールハウスで自由に入って好きな苗を見つけて片隅のレジでお金を払うだけ。ビニールハウスの周りにもいっぱい苗があって要するにここよりも都会の園芸店に卸す生産者ということのようだ。 |
見沼田んぼの秋の風情 |
これも一応全部売り物なのだ。 |
お店の中も要するにビニールハウスの間の通路。 |
なぜかニワトリさんもいたのだ。 |
2005.11.26 Meiji Seimei |
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職場の向かいに立っているのが明治生命館。明治安田生命の本社ビル。岡田信一郎設計の昭和の建築物として唯一の重要文化財。皇居に面して建つオリジナルの建築の背後に超高層のオフィス棟と低層の商業施設が組み合わさった複合施設として改修されている。皇居側の旧館(本館)は排気ガスで黒っぽく薄汚れていたが今回の改修で真っ白になった。 面白いのは旧館(本館)との接続部分。敢えて旧館の外壁面を屋内空間の意匠として使っている。これが舞台装置にように見えて不思議な効果を生み出している。なんとなくその前にたたずんでいる人達も役者さんの雰囲気だ。 たっぷりお金をかけてセンスのある建築家が作った良質な建築の生み出す雰囲気のなせる業か。最近の薄っぺらい商業施設とは物が違う感じだね。 |
2005.11.04 Bandai-Azuma |
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中津川渓谷の眺め |
紅葉を見に磐梯吾妻に行ってきたのだ。特に車の雑誌の新車の試乗でよく出てくる浄土平に一度行ってみたかったのだ。東北自動車道で福島西まで行って、そこから少し一般道を走ってから磐梯吾妻スカイラインに入る。不動沢橋とか天狗の庭とか紅葉の名所が色々あったがガスが流れていて青空が広がったかと思うとすぐに日影とめまぐるしい。 浄土平は標高が高すぎて(約1600m)樹木が無い。乗鞍スカイラインの終点の畳平みたいな感じだ。紅葉は全然無くって荒涼とした不思議な風景。 そこから磐梯吾妻レークラインを通って秋元湖、小野川湖とこの当たりは雲も抜けて青空の下で見事な紅葉。学校の授業があるので磐梯山ゴールドラインはパスして帰ってきたのだ。全体的にはイエロー系の紅葉で標高が高いところで見られる白樺の幹が美しかった。 |
ガスを入れて隣のドトールで朝ごはん。 |
どんどん高く登っていく。 |
ガスで日差しがさえぎられている。 |
浄土平への登り道。だんだん樹木がなくなってくる。 |
浄土平に向かう。防護壁がおどろおどろしいね。 |
樹木が生えてない。荒涼とした風景。 |
木が無いから山の稜線が異常にはっきり見えるのだ。 |
浄土平のレストハウス。ここでお昼を食べました。 |
山を下っていくと紅葉の木々が増えていく。 |
紅葉に見とれて危ない危ない。 |
中津川渓谷。錦の絨毯という感じだね。 |
たま(同居人)。けっこう寒かったのだ。 |
秋元湖の眺め。 |
小野川湖の眺め。 |
2005.11.04 Azuma-Kofuji |
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磐梯朝日国立公園だそうなのだ。 |
浄土平のレストハウスから歩いていけるのがこの吾妻小富士、標高1705mでレストハウス(標高1577m)から100mちょっとの山登り。コニーデ型(?)の火山なのだ。火口の周囲に沿ってぐるっと歩けるということでちょっとしたトレッキング気分。 最初はほいほい行けると思っていたが、結構急なのぼりもあっていい運動だったのだ。火口ということで岩石の彩りが千差万別で、確かのここが噴火口で溶岩が吹き出していたことが思い起こされるのだ。浄土平全体が硫黄の噴出孔があちこちにある。 吾妻小富士の周辺は夏は湿原で板敷きの遊歩道がある。荒涼な山肌と湿原という潤いのある空間のコントラストも見てみたいね。 |
こんな感じでまず火口の縁まで登っていくのだ。 |
それでは出発。空に向かって登っていくみたい。 |
レストハウスの周囲は夏は広大な湿原になるらしい。 |
かなり登ってきたのだ。残雪も見える。 |
火口に沿って廻っていくのだ。上昇気流で突然のガス。 |
火山なので岩の色合いが豊か。 |
火口が見える。今は何も無いのだ。 |
尾根歩きみたいに楽なところもあるけれど・・・ |
火口への斜面。迫力あるね。 |
無事に戻ってきて古代米のアイスを食べたのだ。 |
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