わが家の小宇宙の物語

Part5(2006.08〜2006.11)

 

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2006.11.12

 

庭のブドウが熟してきたのだ。今日の木枯らしというには強すぎる北風でかなり実が落ちてしまったのだ。今年は鳥がだいぶ食べてしまったようで、気がつくと形のいい房が数えるほどしかない。とは言っても実際には我が家でもそれほど多くは食べないので、一房か二房程度食後に食べるくらいなのだ。

 

いっそのことワインにでもしようかな。自分の家で飲むだけならばきっと問題はないのだろうな。「くるみやまワイナリー」なんてね。

 

2006.10.29

移動前の場所。夏の間は確かに日陰だったのだ。

前の場所から5mくらい移動したのだ。

 

秋も深まってきて、もうそんなに気温が上がることもないだろうということで、金魚の瓶の引越しをしたのだ。夏の間は水温が上がりやすくて藻も繁殖しやすい日なたは避けてパーゴラの下の西日の少ない場所に瓶を置いていたのだ。

これからは逆に日が当たるところに置いて水温の低下をなるべく抑えたいのだ。ついでに瓶の内側もたわしでこすって藻を削り落としてすっかり気持ちよくなったのだ。よく金魚はこういった藻を食べるとか聞いているけどどうもうちの金魚は普通の金魚のえさしか食べないのだ。

それにしても夏の間えさを食べまくっていたせいで3匹の金魚はどれも丸々肥えている。ねこから見たらご馳走だろうね。用心用心。

瓶をきれいに掃除してご飯の時間なのだ。

金魚たちも何となくうれしそう。

 

2006.10.22

 

10月も中旬を過ぎているのにわが家ではエンジェルストランペットが満開なのだ。spれでもって10月というのに妙になまめかしい香りで庭が包まれているのだ。

 

去年も確かこの季節に最後の満開の開花を見せてくれたのだ。ピンクの花の品種と比べるとこのイエローの花の品種は花も多くてしかも丈夫な印象だ。個人的にはどちらかというとピンクの花のほうがすきなんだけどね。

 

2006.09.24

 

秋になってユリオプスデイジーが満開になってきた。というか今年は夏の間もずーっと花が咲いていた。ほんとに年間を通して花が咲いている。考えてみればこれって不思議というかすごいことだよね。

 

春先に思い切って強剪定を毎年行っているのがいいのかもしれない。花柄摘みとかも時々やるけどこれだけ花が咲いているともう面倒で続けられません。丹精を込めるのも大切だけど苦痛になるほどの世話だと今度は花に対する愛情が薄れてしまう。その辺のバランスが難しいね。

 

2006.09.04

 

カクトラノオの花がいっせいに咲き始めた。これが咲くと秋がやって来たという感じになってくる。とはいっても今年は梅雨明けが遅かったせいもあって未だミンミンゼミが鳴いていて、一方ではツクツクホウシも泣き始めていて、エンジェルストランペットも満開と夏と秋の季語がごちゃ混ぜの状態が続いているのだ。

 

カクトラノオはわが家ではもうほとんど雑草と化していてほとんどそこらじゅうに生えている。かなり撤去しているのだがそれでも生命力が強くて後から後から生えてくる。なんでも大量のマイナスイオンを放出するとか(?)、そう考えるとのべつまくなしに処分してしまうのも考えものなのだ。

 

2006.08.20

 

エンジェルストランペットが巨大化してきた。去年の教訓を生かして今年は庭のまんなかのバードバスの花壇は1株だけにしてしかも下枝をどんどん落として高く上がるように仕立てた。

 

もう一株はフェンス沿いに移植して、これは伸びるに任せている。全体としては庭の奥に大きな株を配して庭の視覚的な広さを確保しようとしているのだ。

 

今のところ大体この意図はうまくいっていて、去年のような庭が見えないというようなことにはなっていないのだ。ただしフェンス沿いの下部がどんどん横に枝を張り出しているのでこれはもう少ししたら少し剪定して横の拡がりを抑えないとね。

 

フェンス沿いの下部は今いっぱいつぼみをつけている。これが満開になると夏の終わりにまた官能的な香りが庭にひろがるのだ。

 

2006.08.20

 

庭を何気なく見ていたら、もう赤とんぼがいる。夏の終わりが近づいているんだね。まだせみの声はアブラゼミとミンミンゼミ。これがツクツクホウシの鳴き声が聞こえてくると夏の終わりっていう感じだが、今年は梅雨が明けたのも遅くて全体的に夏の進み方がいつ通りではない感じだ。

 

それでも赤とんぼが飛び始めて、庭ではカクトラノオの花が咲き始めて、夜には虫の音がひときわ大きくなってくると秋を感じる度合いが強まってくるのだ。今年の夏は短かった気がするね。

 

2006.08.13

 

テッポウユリの球根を植えたのだ。夏のこの季節からテッポウユリの球根が売り出されるらしい。今年はいつも行く園芸屋さんには見当たらなくて、もうなくなっちゃったの?って訊ねたら秋に入りますって話だった。よく探したらお店の隅に売っていたのでとりあえず3球買って植えました。大きな園芸屋はバイトのおばさんが多いのでそのまま言葉を鵜呑みにできないのが怖いのだ。

 

秋に本当に売っていればその時は追加してまた植えればよいのだ。それにしてもユリの球根はとにかく深く植えるのがお約束なので一仕事。しかも芽が出てくるまで時間がかかるのでそれまでが心配な待ちの時間なのだ。来年の初夏に向かってよろしくね。

 

2006.08.06

 

前回も紹介したけれど、夜の庭にそっと出てみると、不思議な世界。小さな生き物たちが自分たちの世界に生きている。

 

この日もいました、ちいさなカマキリ。大きなカマキリは少し獰猛でちょっとグロテスクな印象があるけれど、これは子供のカマキリ。なんとなく妖精のような雰囲気。

 

本当に夜の庭って神秘的。

 

2006.08.06

 

夜の庭シリーズの第3弾。フェンスの柱にやもさん。やもりなのだ。珍しい生き物って印象があったけどわが家ではしばしば出没するのだ。大体こうやって頭が下の逆立ちの状態で壁やら柱やらにへばりついているのだ。

 

よく見ると目が大きくてかわいいのだ。夜行性のいきものの特徴だね。カメラを操作していたらすっと音もなくいなくなってしまったのだ。まさに妖精か幻かといった感じ。

 

 

2006.08.06

 

夜の庭シリーズの第4弾。エンジェルストランペットの大きな葉っぱにせみの抜け殻。それ自体は珍しいものではないけれど、わが家の庭の地面の下にせみの幼虫が住んでいたって思うとなんか不思議な気分だね。

 

去年も庭のカシの木にせみの抜け殻があってこの抜け殻も外して去年のと比べてみたら少し小さかった。まだ夏の初めだからね。

 

このせみの抜け殻を見つけた7月の末の頃から家の周りでもせみの鳴き声がそこかしこで聞こえるようになってきた。本格的な夏の始まりだね。

 

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