こばん(わが家のねこ)の日常のはなし

 

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2004.11.27

 

わが家の庭に住んでいた頃のこばん。今のももとそっくり。でも微妙に違う感じもあって、たま(同居人)とはいつもこの写真を見ると当時のことを懐かしく思う。

ほんとにこばんが来る前と来た後ではわが家の歴史ががらっと変わったといっていい。そういう意味では幕末から明治になったみたい。こばんはくろふね?

 

「私こばんだけど、もう一つ大したことじゃないんだけど実は誕生日が違ってたの。私にプレゼント送る人は直しといてね。」

 

実はすごく大したことなのだ。そもそもあんまり言わなかったけど、こばんの誕生日はよくわからず、というのはわが家に自分からやってきたから、最初に診察してもらった獣医さんがなんとなく雰囲気で1999年の冬頃だろうということで1月1日になったのだ。1999年1月1日生まれの5歳。

 

ところが、つい最近改めて写真その他で検討してみたらどうもそうではないらしいということになったのだ。この写真は2000年の10月頃で体重が2.6kgあったのだ。このときからずいぶんと体格も大きくなっている。すなわち成長期で、それは生後1年に限られるらしい。ももが今、約2〜3ヶ月で2kg弱だから、こばんが栄養状態が悪くてもこの時点で1年10ヶ月というのはありえない。

 

ということで、こばんは2000年の春に生まれたらしいということになったのだ。生後6ヶ月くらいで乳歯が生え変わるらしいので、本当は当時歯を見れば一発だったらしい。

 

ということでこばんは2000年3月3日生まれの4歳ということになったのだ。よろしくね。

 

 

2004.11.20

 

私の実はすごおく怒ってるの。 最低の毎日よ。

だけど少しは年上の振る舞いもしないといけないわ。

 

はじめまして“もも“です。天使がわが家にやってきた。

 

これだけ接近してもまぁ大丈夫になってきた。

 

「私こばんだけど今大変なことが起こってるの。

なんかしらない小さいやつがやってきたの。なんとなく私に似ているような気がするけどきっと気のせいに違いないわ。」

 

ということで大事件!わが家にもう一人家族が増えてしまったのだ。生後60日の子猫で女の子なのだ。名前は「もも」です。よろしくね。

 

ももは元々は家から少しいったところにある住宅団地で野生で生まれたのだ。それが色々な事情があってわが家に来ることになったのだ。

 

複数の猫と暮らすに際しては、ひとえに以前から家にいた猫(先住猫というのだそうだ。)が新しく来た猫を受け入れてくれるかどうかにかかっているのだそうだ。

 

最初の数日は、こばんもものすごい威嚇の姿勢を見せて、しっぽも興奮でふくらんでたぬきしっぽになっていた。そして取っ組み合いの決闘!と思いきや、こばんの方から逃げていくことが多かった。つまりねこの形をしているとはいえ「もも」が何者かはよくわからなかったようなのだ。

 

最近ではこばんも”もも“もお互いが誰かわかってきたようで相変わらず取っ組み合いをすることはあるけれどこばんのしっぽはたぬきのように太くならなくなった。見てくれている獣医の先生はそれは闘っているのではなくてじゃれあっているのだとのこと。

 

なんとなくそういう雰囲気があるのも確か。お互いに追いかけっこをしているがその関係からの雰囲気は2週間くらい前とは明らかに変わっている。

 

わが家の寝室には、わたし、たま(同居人)、こばん、もも、と寝るときはみんな勢ぞろい。お願いだから寝る前と、明け方の追いかけっこはやめてね。

 

それにしても“もも”はこばんとほとんど同じ柄、色々呼び方はあるようだが日本名では「きじとら」、英名ではブラウン・マッケレル・タビーというのだそうだ。

 

2004.11.09

 

 

こばんが妖怪と化している。ひくううい声で「見たにゃぁぁぁ・・・」という声が聞こえてきそうなのだ。実際は書斎のキャビネットの上に乗って爆睡していて起きたところなのだ。起き抜けで超機嫌が悪い感じなのだ。

 

まぁ睡眠の秋なので、こばんの睡眠時間はうなぎのぼり。お天気がいい日には日向でぐっすり。人間は天気がいいと洗濯をしたり布団を干したり、庭の手入れをしたりと忙しいがこばんのように何にもしないでただ天気のよさを味わうなんて素敵な生き方。

 

2004.10.31

 

 

久しぶりの秋のこばん。秋になってぷくぷく太ってきている。だいぶ寒くなってきたので朝晩はダウンベストを着るようになったのだが、こばんはこれが大のお気に入り。全体的に鳥の臭いがするらしいのだ。

 

ベッドの上にダウンベストを放り出しておくとその中にむにゅむにゅ入っていってくつろぐのだ。頭だけ入れてお尻が全部出ていることもある。

 

本とは私の臭いに親近感を感じてくれていればうれしいんだけどね。

 

2004.10.11

 

 

こばんが栗を食べている。こばんは天津甘栗が好きなのだ。それも目の前で剥いてもらった栗が好きなのだ。こばんは大体において食べ物への関心が薄いのだ。

 

数少ない好物の一つがこの栗なのだ。だけどいったい誰が最初に栗をあげて、しかも栗が好きなことを発見したのかそれは実はわが家の謎なのだ。

 

ということは、実は挙げていないけどこばんの好物は他にも何かあるということかもしれない。

 

2004.10.02

 

猫はふにゃふにゃでやわらかいのが健康の証拠

 

私の机の脇のキャスター付のキャビネットの上の座布団があって、そこがこばんの指定席になっている。

 

ある日ふと見たら、こばんが座布団からはみ出しそうになっている。急に太ったのかと思ったら力を抜いて伸びている、ようはくつろいでいるのだ。

 

それにしてもこれじゃつきたてのお餅みたいなのだ。実はこれはすごく正常らしい。猫はある程度脂肪がたまってくるが、それ自体は野生動物の生存のための機能として正常なのだ。問題は脂肪がたまる場所で、こういったお餅状にふにゃふにゃしてるのは皮下脂肪で健全な状態。これがロースハムみたいに太くころっとしているのは内臓脂肪でこれは病気のもと。それってほとんど人間と同じ話。気をつけないと・・・。

 

 

2004.09.19

 

これでシャツを着てネクタイをしたら、どっかのおっさん?

 

知的な風貌のこばん。今日は大人なのだ。それでもって日本の国連安全保障常任理事国について考えたり、韓国のIAEA査察について考えたり、さらにはプロ野球の来シーズンに向けて考えたりしているのだ。

 

というのは全く人間にはわからないことなのだ。とはいえこの日のこばんは妙にまじめな顔なのだ。誰かが言っていたが、猫は顔の前に感覚器官が集中しているのでそれが擬人的な表情を感じさせるとのことだ。

 

顔から下は野生すなわち自然の象徴で、顔は人間、いわば知性の象徴。この組み合わせはいわば神であり、猫や猫類の動物に感じる神秘さはここに由来しているらしい。なるほどね。深く同感なのだ。

 

2004.09.11

 

 

前足の指をくわえてもじもじしているこばん。実はもじもじしているのではなくて体のお手入れの一部。こうやって足の先まできちんと手入れする。もっと面白いのは短い指を広げてちゃんと指の股まできちんと舐める。

 

猫もは指の股を広げるにはそれなりに力が要るらしくて、指の股を開いているときはかなり真剣な様子。手の中手指節間関節とすれば、猫にも背側骨間筋があるということ?

 

いずれにしろ指の股を舐めているときの真剣で一心不乱な様子はいつ見ても微笑まされる。猫も真剣に生きているのだ。

 

2004.09.07

 

 

試験勉強で合宿状態になり、1階の和室で寝る日々が続いたのだ。案の定こうした新しいことを始めると大喜びするやつがいる。朝起きて布団をたたんでおくとその隙間にむにゅむにゅ入って一人でなごんでいる。

 

こうやって何が楽しいのか理解に苦しむが、それを言い始めたら苦しむことだらけなのだ。こばんはこれが気に入っているのは確からしい。大体こいつは自分の頭の上に何かあるのが好きなのだ。自分の高さよりも少し低いところを頭をすりすりしながらやってくる。時としてすりすりがうまくいかなくて縁に頭をよくぶつけている。あんまりぶつけると頭悪くなっちゃうぞ。

 

2004.08.15

 

体はぼけてるけど足の縞模様は見事でしょ

 

猛暑でこばんもぐったり、今年はそれでもあまり食欲は落ちていないようだが体が熱いのでそこいらじゅうでこのようにくつろいでいる。これは階段の踊り場。うっかり踏んだらひとたまりもない。

 

ここでのんびりくつろいでいるが時々蚊でも通ったりするとすぐこういいた猛獣の顔つきになる。それでも立ち上がらないで顔だけ動かすのが如何にも猫らしい。猫は相手を値踏みするところがある。たいしたことがない相手には手を抜くのだ。

 

最近は遊ぼうとしてもこのように手を抜かれることがある。遊ぼうと誘っておいてゴムやひも付きねずみを振ってもこんな感じ。「真剣さが足りないわよ」ってなじるのだ。はい、もっと真剣にやります。とほほ。

 

 

2004.08.10

 

 

夏の暑い午後、こばんも和室のコタツの上で転寝。外はまぶしく押しつぶされそうな強い日差し。コタツの天板の上が涼しいらしくて長々と寝そべっている。

 

時間が止まっているような夏の午後。途中で起こされて如何にも不機嫌そう、というか目の焦点が定まっていない。起こしてごめんね。

 

2004.07.27

 

 

押入に入っているこばん。こういう狭いところがとにかく大好きなのだ。おもわず「なんで?」ってきいてみたくなる。とくにこれはあごの脇を擦り付けてのマーキング。自分の匂いをつけてテリトリーとしているのだ。

 

それにしてもこんなところを何で縄張りにしなければいけないのか?それでもこの満足げな表情。せっかくきれいに干した布団でも砂埃だらけのベランダでごろごろした体で入ってきて擦り付けられたら何のためにきれいにしたのかわからなくなってしまう。

 

ま、それでこばんが満足しているんなら何もいうつもりはないんだけれど。特にこの幸せそうな顔を見ると何もいえません。

 

2004.07.18

 

 

私のちっぽけな書斎がこばんは好きなようでしかもこのキャスター付のキャビネットの上がお気に入り。何もないとかわいそうなので小さな座布団を置いてあるがいつもこばんの毛で一杯。

 

こうやって外をじっと見ていることが多い。何回かこのシーンは紹介しているような気がするが、本当に日常的な風景。こばんはこういう自分とあまり大きさが変わらない場所がなぜか好きなようだ。特にこういうおざぶや自分の体と同じくらいの箱にはなぜか燃えてしまう。

 

それにしてもこの何かを狙っている顔つきって本当に真剣。耳やひげの向きも獲物に集中している。小さくても立派なハンターなのだ。

 

2004.07.10

 

 

こばんのグルーミング(身繕い)。寝てるとき、遊んでるときを別にするとこばんはよくグルーミングをしている。

ほとんどひまつぶしかと思うようなところもあるが、こばんも自分の体一つで生きているのだから自分の唯一の道具である体のお手入れはとても大切なのだ。

 

夜も寝る前には必ず入念にお手入れをしてから寝る。本当に無理をしないで当たり前のことを当たり前にやっている猫の生き方って教えられることが多い。

 

それにしてもこの体の柔らかさ、自分の舌で届かないところはほとんどない。届かないのは首の真後ろや頭くらいだけどその場合はちゃんとまず自分の掌を舐めてそれで頭を梳かすのだ。ちなみに猫の肥満も最近よく言われるけれど自分の背中が舐められなくなったら危険信号らしい。

 

2004.07.03

 

 

こばんが体重計に乗っているところ、というか乗っている瞬間。自分から乗ることはまずないので1階の仕事部屋に体重計を持ってきて、こばんがよくやってくるのでそのときにそっと載せてあげるようにした。今のところあんまり嫌がらないけれど、この写真のときはなぜか興奮状態でこれが3度目の挑戦で何とか写真が撮れた。なんかうんちをしているみたいって、それじゃこんばんに失礼というもんなのだ。

 

それで肝心の体重は4.78〜4.8kgくらいで、春先とほとんど同じ。普通は夏で暑くなると食欲が落ちてきて体重が少し減るのだが今年はその兆候が見られない。夜はまだけっこう涼しいからかもしれない。もう少しやせないとかかりつけのお医者さんから怒られそう。自分の体重管理に加えてこばんの体重管理もやるハメになっている。

 

 

2004.06.26

 

 

庭のパーゴラの下のベンチでたま(同居人)に抱っこされているこばん。こばんは外に出たがりなのだ。でも脱走されても困るので、地上の庭に出るときは常にこうやって抱っこして出る。こばんはそれがちょっと不満でなんとなく不機嫌そーな顔。

 

出て行ってもちゃんと帰ってくるかも知れないけど、帰ってこないかもしれない。目の前に楽しそうなものがあればどこまでも追いかけていってしまうのが猫なのだ。

 

わが家の歴史でも6月は過去こばんの脱走が必ずある魔の月なのだ。おととしはワールドカップのブラジル戦をテレビでたまと見ていたら、気がつくと窓が開いていてこばんがいない!という悪夢が今年はないことを祈ろう。

 

2004.06.19

 

 

寝ぼけて踊っているこばん。というかいつものてきとーポーズ。ねこには肩甲骨はあるが鎖骨がない(らしい)ので、肩関節を水平伸展できない(らしい)。ということで仰向けになるとどうも前足がこういう風にお茶目な感じになってしまう(らしい)。

 

しかし本当はどうなのかわからない。ひょうっとしたらこのポーズを受けを狙ってやっているのかもしれない。人間がいないところで思いっきり水平伸展をしているのかもしれない。そういう得体の知れないところが猫にはあるし、それが魅力なのだ。

 

2004.06.05

 

 

最近はこのよーにお気に入りのソファにやってきてはちゃんとすわらない。お腹出して人間のようにすわっていることがある。

 

この前足がかわいい。猫の前足は四足動物の前足というよりは本当に「手(腕)」として使っているとしか思えないシーンがよくある。

 

まずは顔を洗うしぐさ、あれは顔を洗っているのではなく首筋廻りに紫外線によって分泌したビタミンを舐めているという話もある。

 

それから笑ってしまうのはグルーミング、前身を舐めての身繕い。背中の方とか体をかなり捩じらなければならない時は、体を半分起こしてやるのだが、右手か左手でしっかりからだを支えている。

 

これってスポーツジムでストレッチをやってる女の子にそっくり。そういう意味では太っていて体が回らないおばさん(ジムにたくさん生息している)の方がある種の動物に近い。

 

 

2004.05.30

 

 

久しぶりの登場です。

私コバンだけどどうも少し肥りきみの感じなの。足元にあるひょうたんと体型が同じ?失礼ね。まぁ少しは受けを狙ったんだけど。

 

ということで最近暑くなりつつあるのに、コバンが越えていく一方なのだ。もうこの首周りはなんなんだ。というか首がない。これじゃトトロだ。まさに足元のひょうたんと同じ形態になりつつある。せっかく体重計もごはんのはかりも買ったのに・・・。

 

でもこの首の周りがかわいいのだ。

 

2004.05.11

 

 

明らかに後ピンで、ピントが甘いイメージだけどこの表情をどうしても見てもらいたくて。

すごく人間的な表情。これはカメラが興味津々といったところ。ただしこばんはすごくたくさん写真を撮られているのでやや食傷気味のところはある。こういうところは本当に無防備で一緒に住んでいる仲間への信頼を感じてしまう。それよりも単に好奇心が強いだけ?

 

そういえばこうやってアップになったがキャラクターになっているらしい。ねこもあるみたいだし、最近ではエアコンの宣伝でしろくまも鼻が大きい。鼻がおっきいのってアイドルキャラクターの条件?

 

2004.05.02

 

 

これは「やらせ」ではなくて、ある晴れた休みの日の朝のこばん。これでバックにアストラット・ジルベルトなんかが流れているとホントにテレビコマーシャルみたいな感じ。

 

これはいわゆるひとつのこばんの寝返り。おかしいのは明らかに寝返りの途中のこの状態で、こばんはまた眠くなってこの姿勢のままで寝てしまうのだ。傍から見ても明らかに不自然な体型なのだがこばんはあんまりそーゆーことにはかまわないのだ。

 

こばんの柄はブラウンタビーというのだそーだが、全体的に柄がぼけていてそれがのらっぽいので悲しいけれど手足の柄ははっきりしていてこれがかわいいところ。

 

 

2004.04.25

 

 

ソファでしなだれているこばん。わたしは今つまんない感じなの。誰も遊んでくんないしと、この目が語っている。

 

こういう人間と同じとしかしか思えない表情をチラッと見せる。わが家ではこばんは宇宙人だという説があって、みんなが寝静まった夜中にこばんはネコ型宇宙服とネコ型ヘルメットをはずしてくつろいでいるという話。

 

よく中に人間が入っているとしか思えない手足の長い犬がいるが、そんな感じ。こばんの場合はきっと中に賢くて好奇心の旺盛な宇宙人が入っている。それしても精巧なヘルメット。こんな表情ができるなんてね。

 

2004.04.17

 

 

今日の朝のこばん。文房具その他が入っているキャスターの上がこばんの指定席。ちゃんと専用の座布団まである。(A&A社のVector Worksロゴ入り座布団、今となってはレアなアイテム?)

 

今日は庭に近所の外猫やら小鳥がやってきて、こういう仲間(というかライバル、獲物?)を見るとこばんは超興奮モード。これはそういったものたちがいなくなって少し落ち着いたところ。

 

小鳥(特にすずめ)はこばんのお気に入りで、3階のベランダに迷い込んできたすずめを本当に捕まえたこともある。小鳥をつかめるとこれがまた超得意げ状態。「私はこの道のプロ、鉄人と呼んでもらいたいわ、匠(たくみ)でもいいわよ。」と言っている。

 

はいはいその通り。だけどその捕まえたすずめはどうすんの?

 

2004.04.11

 

お地蔵様状態のこばん。全然気配がないのにふと見ると部屋の隅にこうやってたたずんでいることがある。どうしたんだ!何か具合が悪いのか?悲しいことでもあったのか?と思わず聞いてみるのだが実はこうやって立ったままうたた寝をしているらしい。

 

仕事やら部屋の片づけをごそごそやっているとこばんはその「ごそごそ」がてっきり自分と遊んでくれると思ってわくわくしてお行儀よく部屋の隅で待っている。そのうちいつまでたっても遊んでくれないのでふてくされて出て行ってしまうこともあるのだが、こんなふうにそのままうとうとしてしまうこともあるのだ。

 

とはいってもこの感じはどう見ても悲しそうな雰囲気。「私は誰にも遊んでもらえない世界で一番不幸なねこ。わたしとくらべたらマッチ売りの少女もフランダースの犬もまだ不幸じゃないわ」と言わんばかり。

 

この悲しげな表情に同情してすっごく忙しいのにおもちゃで遊んであげたことも一度や二度ではない。特にたま(同居人)はこの姿勢にすごおおく弱くて、そういう意味ではこれはこばんの必殺的おねだりポーズなのだ。

 

 

2004.04.04

 

 

こばんの指定席の一つがこのリビングの食器棚の上。妙にりりしく撮れてしまった。たま(同居人)に言わせるとオッサン顔だという。若いお嬢さんにそれじゃ失礼だろう。

 

よい表情をゲットしようとするとどうしてもストロボをたかないで撮ることになるのだが、そうすると屋内ではスローシャッターになってしまう。しかもオートフォーカスでピントがどこに合うのかも成り行き任せ。ということでこのイメージも実は奥のかごにどんぴしゃでピントが合ってしまっている。写真の腕前がへたくそなのはご勘弁を。

 

それにしてもオッサン顔はともかく得意げな表情。今回はこの耳の角度に注目。こうやって高いところから人間の愚かな生活を傍観するのが好きなのだ。

 

 

2004.03.27

 

 

こばんは箱が好きなのだ。空いている箱があると、とにかく一度入ってみないときがすまない。これでは本当に捨て猫のようで「誰かかわいがってください。名前はこばんです。」と書いてあると似合いすぎなのだ。とほほ。

 

もうどうしてこういう箱が好きなのかは誰にもわからない。特に小さめな箱にぴちっと入っていると「お前は箱フェチか?」という感じ。

うわさではこばんはねずみ年ではないかという説もある。ねずみなら細かいところにむにゅむにゅはいって落ち着いている。

 

わが家ならどんな箱にでも好きなだけ入っていても、捨て猫で出さないから安心して入っていていいからね。

 

 

2004.03.21

 

色々悪さをするけどこの顔を見ちゃうと全てが許されてしまうのだ。特にこのたたんだ前足がかわいいのだ。

掲載してみてびっくりだけど、先週のこばんとすごく似た顔。実際同じねこなのでとーぜんなんだけど。2階のリビングでくつろいでいる。このソファは大きいので色々な場所でくつろぐのだ。

 

座面で伸びて寝ていたり、ひじをかけるところに頭を載せて寝ていたり(2004.02.08に掲載したもの)するが、すごく日当たりがいいときは背の上端部分、いわゆる「尾根」の部分にこうやってうずまっている。我が家ではこの状態を「こけしねこ」と呼んでいる。

 

こばんは下がこういうふわふわのところで自分の体重で少し沈んで周りに縁ができてそこにぴったりはまっているという状態が好きなのだ。家のなかなかのふわふわなところはなぜかよく知っている。

 

寝る前にベッドメイキングをして羽毛布団をふわっと掛けた状態になると必ずこばんがやってきて一番ふわふわそうなところにどてっと横になる。お願いそこだけは・・・。

 

 

2004.03.14

 

今日は千駄ヶ谷までこばんの病院へ。といっても病気ではなく定期的な健康状態のチェック。こばんは肝臓の調子がよくないので、定期的な血液検査でGPTやGOTといった人間と同じ評価項目で数値のチェックをおこなっている。これは車に乗って病院にいくところで緊張して前足に力が入っている。

 

2年位前はすごく状態が悪くて、食事も変えた。もう少し数値が悪ければ本格的な投薬による療法になったところだった。

 

最近は本当によくなってきて体格もずいぶんよくなった。この日は逆に少し太りすぎということで血管が見つからなくて採決ができなかった。これはこれで結構問題で、体重はそれなりに5kg前後で安定しているが今度は少しダイエット。

 

とはいってもこばんは陽気が暖かくなると食がみるみる細くなるのでほっといても多分目標値の4.8kgになるだろう。

 

 

2004.03.06

 

 

こばんのお気に入りの場所はもう何回もここで話しているが、ここも定番の場所。高さ2mはある巨大なキャビネットの上で、1月4日のイメージでジャンプした先がここなのだ。

 

ここでそのまま爆睡して、みんな寝室に行ってしまって真っ暗になってもこばんはここで寝こけていることがよくある。冬は実際、高いところのほうがあったかく、こんな天井に近いところはもう布団に入って寝ているようなものだ。夢の旅路に行ってしまったこばん。

 

このときは起きているだけまだましというもんだ。

 

2004.02.28

 

 

ベランダで日向ぼっこのこばん。3階のベランダの埃っぽいデッキがこばんは大好き。てくてく歩いてきてごろんと横になる。おなかを出して「はい、ここを撫でて!」とお約束のリクエスト。

 

お天気がよくてあったかい日は横になってそのままお昼寝。ここは高校のグランドに面しているので砂埃がすごくて。ここでごろんとやって帰ってきたこばんは砂埃のにおい。

 

もともとこばんはドライフードのあられしか食べないので、体臭がほとんど無い。夜寝ててこばんが枕元にやってくるとぶひぶひいう鼻息とこのほこりのにおいでこばんとわかる。

 

冬は寒くて外に出ることも少なくかったが、あったかくなってこばんがベランダで遊ぶようになると砂埃のにおいで春がそこまで来ているのを感じる。

 

 

2004.02.22

 

 

こばんの朝は小さい鳥との対決。私とたま(同居人)がごそごそ起き始めると、枕元にやってきて切なくおねだりの鳴き声。何で鳴くのかというと、ご飯が欲しいのではなく(こばんは心配になるほど食に関して無頓着、自分から食事のリクエストをすることがほとんどない)、窓のカーテンを開けて欲しいのである。

 

カーテンを開けて外を見るのが何よりも好き。特に小さい鳥との対決が好きなのだ。冬はすずめを始め、ホオジロ、メジロなどの山や森の鳥が里に下りてくるので特に対戦相手に事欠かない。

 

外を見るのが好きということで、外からやってきたのでやっぱり帰りたいのかと思っていたらそうでもないらしく、何回かあった脱走も結局は自分から家に戻ってきた。

 

小鳥との対決のときはこのイメージのようにひげが前に出て自分のセンサーをフルに働かせる。そして柄にもない威嚇の泣き声である。しかし、全然どすが効いてなくてやっぱりせつなく高い声。それじゃあ小鳥もそんなにおっかないと思ってないなぁ。

 

2004.02.14

 

 

こばんがソファにねっころがっている。若いお嬢さんがはしたないのだ。特にこのソファはこばんと柄が似ているのでうっかり座りそうに成ったことが何度もある。

 

猫がこうやっておなかを出すというのはおなかを撫でてちょーだい。というリクエストらしい。ベランダへの窓を開けると一番日当たりのいい場所を選んでごろんとやる。はいはいわかりました。

 

家の来たころはあんまりやらなかったけど、いつの間にかごくありふれた仕草になってしまった。きっとこれを普通にやり始めたころ、こばんがうちの家族に心を開いてくれたのだろう。ありがと。いつでもおなか見せていいからね。

 

 

2004.02.08

 

こばんがくつろぐ場所はソファやベッドの上などのあったかくて、日当たりのいいところが多いが、さらに寄りかかれる場所、もたれることができるのがポイントなのだ。

特にこのようにソファのアームの部分が大好きで、そこにほっぺを載せていると世にも幸せな気分になっているらしい。

 

とにかくソファでも真ん中ではなく隅っこの部分で背もたれやアームのある「いりすみ=入隅」の部分が好きなのだ。しかも「いりすみ」が多ければ多いほどいいのだ。

 

人間も電車の座席なんかでどこでも座れるのに隅に座る人が多いということで、これは誰かが言っていたが、エントロピーの少ない(自由度の少ない)状態を本能的に求めるということらしい。

 

猫にはエントロピーなどどうでもよくて、とにかく寛げればそれでいいということなのだ。

 

 

2004.02.01

 

前回に引き続いてこばんのお気に入りの場所。一般的には猫は高いところが好きといわれているが、こばんの場合もそうで高いところは大好き。

 

ここは本棚代わりの棚に本がびっしり積んであるが、その上がこばんの指定席。それ自体はぜんぜん構わないけれど、本に仕事やその他でつけておいた付箋(ポストイット)のひらひらしているのがとにかく気になるらしく食べるわけでもないのに噛み噛みしてしまう。おそらく「ねこが好きな草(=大体の場合は燕麦)」とおんなじものと思っているのだろう。

 

おかげで付箋をつけておいても上が無くなっているので殆んど役に立たない。なかにはよだれでページとページがくっついている。猫と暮らすならこのくらいで驚いてはいけないのだ。

 

 

2004.01.25

 

なぜこの場所なのかわからないが

本棚の一番下の段の少しの隙間にはまっている

 

私の机の脇のおざぶの上。日があたっていると定番の場所。

 

猫には自分のお気に入りの場所がある。それは猫にしかわからないがこばんの場合は狭くてごちゃごちゃしている場所がいいらしい。しかもそれは狭くてごちゃごちゃしたところにいたい気分のときにそう思うだけであっていつもそうというわけではない。

 

結果として複数の居心地のいいお気に入りの場所があって、それは目的や気分別になっている。こばんに限らず猫は1日のサイクルの中でその自分の別荘をぐるぐると気分や目的や外の天気に応じて巡っているわけだ。

 

某住宅会社がペット対応の住宅ということで猫の居場所を提案しているがああいうのは愚のきわみであって、猫様はできた場所をじっくりと検分なされてから自分の居場所にするか決めるのだ。人間のように多少居心地が悪いからといって一切我慢しないのだ。

 

2004.01.18

 

 

ひなたのこばん

とにかくこばんはひなたが好きなのだ。ソファの上の日向が時間とともに移動していくとこばんもそれに沿って少しづつ移動しながら寝ている。

日に当たりすぎてからだが熱くなると日陰で冷ましてからまたひなたで日光浴。猫は狩をする動物が祖先なので敏捷さが命、だから身体の脂肪が少なくていわばシェイプアップされている、だから外気温度の変化にすごくデリケートなので暖かいところ、涼しいところを探すのが猫にとってはとても大切という話がある。

 

確かにそういう気もするが、こばんは猫の中でも特にひなたが好きなのだ。

 

 

2004.01.12

 

ついに顔を見せてしまいました。この子がこばんです。

少し遊びすぎたので立ったままこんな風にうたた寝してしまうのだ。ここはアンプが程よく暖かくてお気に入りの場所。

 

猫の毛が放熱の隙間から入って機械を傷めないか実はこの写真を見ていて初めて思った。ま、そのときはもうしょうがないや。

 

こういう機械がほんわか暖かいのは猫は大好きなようで、アンプの前はパソコンのモニターの上でうずくまっていた。これは電磁波が危なそうなのでうずくまるたびに追い払っていて近頃ようやくここはだめだということがわかった。

 

そういえば、アンプも電磁波を出しているのでは・・・。

 

 

2004.01.04

 

 

今週もどうも恥ずかしがっているようで、というか単に私のデジカメがシャッターを押してから画像が得られるまでの時間差のせいで このような始末となってしまった。とういうことでめったに見られないこばんの跳躍の瞬間!高さ1mはジャンプしているのだ。

 

2003.12.30

 

 

わが家のねこのこばん。

わが家の庭に迷い込んできたのが2000年の秋。生年月日については諸説あるが、最も有力なのは2000年の春頃の生まれ。だからもうじき4歳になるはず。

 

今日は最初なので恥ずかしがって顔を見せたくないようだ。とにかくすごい内弁慶。最近はだいぶよくなったけど。

 

天気のよい日はこうやって日の当たる場所を探して家の中を巡り歩いていく。天気が悪いと一日中ふて寝。ということでまた今度ね。

 

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